「髪ってどうして伸びるの?」
「毎日たくさん抜けるけれど、どのくらいが普通なの?」

その理由、実は全て【ヘアサイクル】という髪が生え変わるリズムによるものです。
ここでは、抜け毛を防いで健康な髪を手に入れるために知っておきたい、髪のメカニズムをご紹介します。

健康な髪をつくる【ヘアサイクル】とは?


ヘアサイクル(毛周期)とは、髪が生えてから抜け落ち、再び生えてくるまでの周期のことです。
このリズムが正常に働いて、一定周期で新しい髪に生まれ変わるからこそ、健康で美しい髪の状態をキープできるのです。

ところが、ヘアサイクルに何か異常がある場合は、抜け毛や薄毛など、髪のトラブルが発生してしまいます。

髪が生え変わる3つのプロセス

ヘアサイクルは大きく3つのプロセス(成長期・退行期・休止期)に分けられ、健康な状態の髪だと3~5年で一巡すると言われています。

【成長期】3~5年

髪が生えて、伸びる時期。細胞分裂によって変化したたんぱく質が髪の毛となり、どんどん成長していきます。全体の髪の80%にあたります。

【退行期】3週間

髪の成長が止まり、毛根が小さくなり始める時期。細胞分裂による髪の成長が終わりに近づくにつれ、毛根が徐々に縮小していきます。

【休止期】3ヶ月

古い髪が抜け落ち、次の成長期に向けた準備が始まる時期。全体の髪の10%、10万本のうちの1万本にあたります。

髪が生えるメカニズム


そもそも、髪が生えて抜け落ちて再び生えて…と生え変わりを繰り返すのは、髪が細胞であるからです。

①毛根にある毛母細胞が細胞分裂によって増殖し、

②毛根よりも上へ押し上げられるうちに水分を失い、

③髪(毛幹)へと変化して頭皮から生えてくる

という流れです。

毛根の数は遺伝によるため、基本的に増えたり減ったりすることはありませんが、生えてきた髪は1日0.3~0.5ミリずつ、1年間で15センチも伸びます。

髪が抜ける理由

髪が抜けるのは毛根にある毛母細胞の分裂が終わったから、と書きましたが、実は、抜けた髪そのものにも役割があります。

一つ目は、急な気温変化や衝撃など、外部から頭部を守るため。
二つ目は、水銀や鉛など、体内に入り込んでしまった不要なものを外へ排出するため。

役目を終えた髪が定期的に抜けるからこそ、健康な成長期の髪をいつまでも保つことができるのです。

日本人の抜け毛は1日100本

日本人の髪は約10万本生えているとされていますが、このうち100本が毎日抜けています。

ブラシで梳かしてごっそり抜けていると驚くかもしれませんが、役目を終えた髪が抜けるのは自然なメカニズムですし、10万本中100本であれば正常の範囲内です。

特にロングヘアは量も多く見えるので、「こんなに抜けちゃった…!」と心配しすぎる必要はないかもしれません。

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