忙しい朝、鏡を見たらびっくり!寝癖で髪がはねていたり、うねっていたり。
誰でも経験がありますよね。

この寝癖どうやって直そう…!!そんな時に使える、寝癖直し方や予防法をご紹介いたします。

なんで寝癖がついてしまうの?


そもそもなんで寝癖がついてしまうのでしょうか。
毎日寝る前にドライヤーで乾かしていても、朝はねてしまう人も多いかと思います。

寝癖の一番の原因は、就寝前の【髪の中の水分量】です。
髪の毛は濡れると髪の中で結びついていた”水素結合”が切れ、乾くとまた水素結合します。
乾く時に髪がまっすぐでないと、癖がついた状態で水素結合してしまうのです。

濡れて水素結合が切れた状態の髪が、枕と頭の間で曲がった状態になってしまうと、
髪が曲がった状態で水素結合が完了して”寝癖”になってしまうのです。

しっかり乾かしているはずなのに、という人は、寝ている間の汗が原因かもしれません。
汗で髪が湿ってしまって結果“寝癖”になるのは、体温の高い子どもや男性によくあることです。

寝癖の直し方

1 蒸しタオル

濡らしたタオルをレンジで1分ほどで完成です。
直したい寝癖の根本に蒸しタオルをのせて、しっとりさせるまで待ちます。
温かい蒸気がアイロン効果となって、スムーズに直すことができます。

タオルを載せておけば重みで癖が直されるので、
アホ毛を直したり頭のてっぺんだけ抑えたいという時は簡単でおすすめです。

2 髪を水で濡らす

寝癖は毛先がハネているように見えて、根本のクセが原因なことも多いもの。
そのはねている毛束の根本からしっかり濡らすことがポイントです。

時間に余裕がある場合には、髪全体を濡らして直すのが効果的です。
完全に濡らしてしまえば、どんなにひどい寝癖も直ります。
その点では、寝ぐせがつきやすい人にとって朝シャンは合理的とも言えますね!

3 専用の寝癖直しウォーター

ドラッグストアなどで売っている、寝癖直しウォーターやスプレーです。
癖を直すだけなら水だけで充分なので、スタイリングまでしたい人向けです。

寝癖が気になる部分を中心に吹きかけ、コームなどでとかしながら、整えていきます。
最後にドライヤーで髪の流れにそってブローすると完成です。

また、寝ぐせは根本から直すのが重要なのですが、
「寝ぐせ直し」という製品にはシリコン入りの製品も多く、
根本につけるのに向かないスタイリング剤もあるので気を付けてください。
シリコンが頭皮につくとシャンプーで地肌を洗うのに強い洗浄成分が必要になり、
健康な頭皮環境を損ねる可能性があります。

4 しっかり乾かす

1,2,3どの方法にしろ、濡らしたあとはしっかり乾かすことが重要です。
ブラッシング・ブローまで行って、スタイリングまで済ませましょう。

しかし乾かしすぎは髪の中の水分を奪いパサつきの原因になります。
それからまた寝るのでなければ、酷いくせはつかないと思うので、
根本からドライヤーをかけて8割くらい乾かしたら、残りの2割は自然乾燥にすると
乾燥によるダメージの心配もなくおすすめです。

そもそも寝癖を防ぐには??

1 前日にしっかり乾かす

寝癖の原因である髪の中の水分を、根本から乾かしましょう。
しかし、ここで乾かしすぎは注意です!髪に適度な油分がないと、
髪が絡まりやすくゴワゴワになり寝癖が付きやすくなります。

ダメージが気になる人は、ドライヤー後に、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントをつけるなど、
毛先にはしっかり潤いを残すようにケアすることも大切です。

2 寝方も大事?

頭が動くから、寝癖も付いてしまう。
そうしたら動かないことが1番!ですが、それは厳しいですよね。

ですので、髪を守る工夫をして寝てみるのもおすすめです。
ロングヘアの方は、ゆるい三つ編みなど軽くまとめて結んで寝る。
ショートやミディアムの方は、カラーやナイトキャップをして寝る。
など。。。

あとは、頭をのせる枕も!
低反発のタイプは、頭の形状になるので固定されやすく動きを軽減できます。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
1日の始まりは、寝癖のないお気に入りのヘアスタイルで気持ちよく出かけたいですね。
忙しい朝でも、ポイントを押さえて対処すれば、寝ぐせのないまとまった髪になります。

ぜひ実践してみはいかがでしょうか。

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