【よく分かる】乾燥肌とは?症状と乾燥肌になる原因をチェックしよう

乾燥肌がカサカサどころかゴワゴワしてきた…!
肌あれしやすくなってピリピリする…!
この冬こそ乾燥知らずで過ごしたい!

乾燥肌ってなかなか辛いものですが、どんな肌質の人でもケア不足だと乾燥肌になってしまったり、誰しも身近なテーマ。
そこで、コスメコンシェルジュのおりんが、乾燥肌についての基礎知識をまとめました。

わたしは乾燥肌かな?と思う人から、乾燥肌について知っておきたい!という人までぜひチェックしていってくださいね。

よく分かる!乾燥肌とは

さと子

「乾燥肌」と「乾燥肌じゃない肌」って何が違うの?

おりんおりん

ズバリ、角層のバリア機能がちゃんと働いているかどうかが違います!

さと子

角層のバリア機能…?
それ、もっと詳しく教えて!

角層のバリア機能とは

角層のバリア機能とは、外部刺激や空気の乾燥からお肌を守り、お肌内部の水分が過剰に蒸発することを防いでくれるもの。

角層があるのはお肌の一番外側。
角層は0.02mmとラップ程度の薄さしかありませんが、ミルフィーユ状に重なる角質細胞の層はお肌を守るのに欠かせない成分を含んでいます。

それは<皮脂膜><天然保湿因子(NMF)><細胞間脂質>です。

バリア機能で守られたお肌は皮脂膜・細胞間脂質・天然保湿因子がしっかりと存在し、お肌の潤いを守っています

角層でバリア機能を支える3つの成分がさまざまな要因により減ってしまうことが乾燥肌の原因です。

3つの成分はそれぞれこんな役割を持っています。

皮脂膜 ⇒ 角層表面でフタとなり、水分の過剰な蒸発を防ぐ&外部刺激を防ぐ
天然保湿因子(NMF) ⇒ 角質細胞の中で水分をキープする
細胞間脂質 ⇒ 角質細胞の間で水分と油分をはさみこみ、角質細胞同士接着する

つまり、これらの成分がお肌に足りていないということは・・・

●水分を補ってもお肌から水分が蒸発しやすい
●刺激に弱く肌荒れしやすい
●お肌の中にとどめておける水分量が少ない
●角層がめくれたりはがれたりしてカサカサしやすい

このような、乾燥肌の症状が起きるのです!

さと子

お肌には皮脂膜・天然保湿因子・細胞間脂質が大事ってことね。
それらは、どうして不足してしまうの?

おりんおりん

これにはいくつか理由が考えられます!
ふだんの生活やスキンケアの中で乾燥肌を引き起こしてしまっていないか、まずはチェックしてみてください。

気付けば乾燥肌に!?乾燥肌を引き起こす7つのコト

1.空気の乾燥・冷暖房

空気の乾燥・冷暖房は乾燥肌の原因の一つ
対策:空気への加湿・マスクの使用・洗濯物の部屋干し

冬の湿度は20%くらいまで簡単に下がってしまうのでお肌は乾燥しやすく大変ですよね。
お肌の潤いを保つ湿度は65%~75%なので、それを目指して加湿しましょう。
加湿は冬に流行るインフルエンザの予防にも有効だと言われているので、加湿器へのお水の補充(ちょっと面倒ですが)頑張りましょうね。

また、オフィスでの冷暖房によってお肌の乾燥を感じる時に使われがちな「化粧水ミスト」にはよりお肌を乾燥させる危険性が…!
実は水分を直接お肌に吹き付けるものは、お肌の過乾燥を引き起こす恐れがあるのです。

注意!潤ったはずがもっと乾く「過乾燥」とは

過乾燥はとっても身近な現象。
たとえば、唇を舐めると一時的に潤った様になるが、すぐに前の状態より乾燥するなんてことありませんか?
これは、お肌表面に付着した水分が蒸発をする時に、お肌の中にある水分と一緒になって蒸発してしまうために起きる現象。

お風呂を出た10分後に水分量は下がり始め、60分後には入浴前より乾燥したという実験結果もあります。
過乾燥は保湿効果の低い化粧水をお肌に塗った際にも起きるので、水分を補給した後には上から油分でフタをするように気を付けましょう。


入浴で急速に角層水分量が増加したのち急速に減少し出浴 10 分を過ぎると入浴前値程度になった。
出浴 60 分後では角層水分量が減少し、入浴前と比較して有意に減少していた。
(出典:日本健康開発雑誌「入浴後皮膚乾燥と入浴中塗布化粧品の保湿効果」

2.紫外線ダメージ

意外にも紫外線ダメージはお肌の乾燥の原因に
対策:UVケアの見直し

紫外線というとシミや日焼けのイメージが強いですが、実際にはシワやたるみ、そして乾燥まで引き起こすもの。
実は、米国皮膚科学会では「お肌の老化現象の原因の80%は光老化=紫外線による影響」だと考えられています。

顔の半面に太陽光を浴び続けたトラック運転手の男性が、顔の右半分と左半分で見た目年齢がまるで異なるという実際の写真に見覚えがある方も多いのではないでしょうか?
⇒ 外部サイト livedoor:知らないと将来差がつく!加齢より怖い、『光老化』とは?
10歳以上は違って見える顔の左右で、紫外線がいかにお肌に良くないかがわかりますよね。

3.食生活の偏り

食生活の偏りはお肌の潤いを守る機能を低下させます
対策:タンパク質・ビタミン・良質な脂質をバランスよく摂る

お肌は毎日ターンオーバーしているので、お肌の素となる栄養素が不足するとお肌のバリア機能も弱まってしまいます。
お肉などのタンパク質に含まれるアミノ酸は天然保湿因子になり、良質な脂肪分は細胞間脂質や皮脂になり、ビタミンはそれらの栄養を届けたりターンオーバーを整えるなど欠かせない働きをします。

4.水分不足

水分不足だとお肌も乾いてしまいます
対策:1日1リットル以上の水(水分ではなく水)を飲む

体全体が水分不足になると、お肌からより生命維持に必要な場所にしか水分が行き渡らなくなるのでお肌は深刻な水分不足になります。
一日1リットル~2リットルくらいを目安にして、汗をかく人ほど多めに飲んでくださいね。

5.ストレス・睡眠不足など… 生活習慣の乱れ

ストレスや睡眠不足など乱れた生活は乾燥肌を加速させることに…
対策:体を動かしてみる!そこから始めましょう

ストレス駄目、睡眠不足はNG…こんなことは耳にタコですよね、すみません。
ですが、ストレスはホルモンバランスや自律神経の乱れなど多くの不調を、睡眠不足は成長ホルモンの分泌に影響してターンオーバーの乱れを引き起こすのではやっぱり避けてほしいです。

でもどうしたら・・・そんな対処法に迷った時のオススメは【運動】です。
運動は自律神経を整える働きがあるほかストレス発散の手助けにもなりますし、心地よい疲労感が自然な眠気を誘ってくれますよ。

6.加齢による変化・ホルモンバランスの変化

だんだん乾燥肌になってきた場合は、加齢やホルモンバランスの変化によるものかも
対策:気にしすぎず保湿を徹底・更年期による症状の一つなら専門医へ相談を

誰しも年齢を重ねるとお肌は乾燥しやすくなるもの。
さらに女性は美肌をつくるエストロゲンの生成が生理のリズムや更年期によって変化するので、急な乾燥をお肌に感じることもあります。
(更年期で諸症状が出ている場合には専門医への相談を考えてみてくださいね)

年齢によるお肌の変化を感じる際には、あまり気にしてストレスを溜めるより、これからの人生で一番若い「今」のお肌を可愛がってあげましょう。
要はそのほかの乾燥肌を引き起こす原因を取り除きつつ、保湿をきちんとしてお肌をいたわってあげることです!

7.間違ったスキンケア

間違ったスキンケアもお肌を乾燥させます
対策:普段のお手入れで潤いを奪っていないか、ケアが不足していないか見直し

「お肌のために」と思ってしていることでも、肌質に合っていないケアだとお肌のバリアを痛めてしまうことがあります。
たとえば、乾燥肌にこんなことをしてしまっていませんか?

・熱いシャワーを浴びる
・長風呂をする
・洗浄力の高いクレンジングや洗顔料を使う
・角質除去効果のあるナイロンタオルやボディタオルを使っている
・べたつかないよう化粧水だけでスキンケアを終わらせる
・潤いが肌に浸透するように念入りにパッティングする
・化粧水ミストを日中使う

こうした習慣は乾燥肌を加速させている可能性大!
水分をお肌に塗ることは、過乾燥(⇒説明はコチラ)を引き起こすかも…!

そのまま自己流な保湿で「いくら保湿してもカサカサする…!」という悩みにはまる前に、スキンケアに気を付けてくださいね!